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先住猫が新入り猫を受け入れたサイン7選【わが家の体験談あり】

わが家の先住猫ショコさんと新入り猫タルさんが並んで座っているところの写真と先住猫が新入り猫を受け入れたサイン7選の文字の画像 LIFE

「新しく子猫を迎えたけど、先住猫と仲良くできるか心配…」 

「先住猫が威嚇してばかりで、心が折れそう…」 

「どんな行動が、新入り猫を『受け入れた』サインなの?」

新しく猫を迎える喜びと同時に、多くの飼い主さんが抱える先住猫は受け入れてくれるのか問題。

猫は縄張り意識が強い動物なので、後からやってきた新入り猫をすんなりと受け入れられるケースは、実は多くありません。

なみ母さん
なみ母さん

わが家は3匹の猫を飼っています。

新入り猫をお迎えしたとき、先住猫は威嚇のオンパレードでした(汗)

この記事では、猫たちが心を開き始めた瞬間に見せる「受け入れたサイン」を調査しました!

先住猫ショコさん
先住猫ショコさん

受け入れサイン7つと、具体的にどうすればいいのかを紹介するニャ

さらに、わが家で実践して効果があった「2匹の距離を縮めるための5つのステップ」や、赤裸々な「1年以上にわたる受け入れ段階の体験談」も交えながら解説していきますね。

ぜひ、最後まで読んで、猫さんたちの関係の参考にしてください。

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先住猫が新しい猫を受け入れたサイン7選

先住猫が新しい猫を受け入れたサイン7選を図解にした画像

先住猫が新入り猫を受け入れたサインは、小さな変化の積み重ねによって、少しずつ見られます。

ここでは、調べてわかった特に現れる以下7つのサインを紹介します。

  1. 一緒にごはんを食べる
  2. 同じ場所で寝る
  3. お互いに毛づくろいをする
  4. 一緒に遊ぶ
  5. 近くでお互いのニオイを嗅ぐ
  6. 同じトイレを使う
  7. しっぽを立てて近づく

詳しく見ていきましょう。

①一緒にごはんを食べる

猫にとって食事は安心できる時間です。

ショコさん
ショコさん

信頼できない相手が近くにいる状況は、安心してごはんを食べることができないニャ。

例えば、最初は離れた場所でしか食べなかった2匹が、お互いの存在を気にせず、隣同士でごはんを食べられるようになったら、相手を「脅威ではない」と認識し始めた大きな一歩。

ただし、同じ食器で食べさせるのはNG。

食事の量を把握しにくかったり衛生面で、食器は別のモノを使いましょう。

②同じ場所で寝る

猫は眠っている間は完全に無防備になります。

ショコさん
ショコさん

信頼できない相手の近くじゃ、怖くて安心して眠れないのニャ。

プライベートな空間を共有できるということは、相手を心から信頼している証拠。

例えば、最初はお互い別々で寝ていた2匹が、気づけば同じソファの上や、同じキャットタワーで眠るようになったら、仲間として受け入れたサインといえるでしょう。

さらに距離が縮まると、体をくっつけ合う「猫団子」の状態で眠ることもあります。

「猫団子」は、お互いの体温で暖を取り合い、匂いを交換することで安心感を得ている、非常にポジティブな行動。

無防備な姿をさらし合って眠れるのは、お互いが「絶対に攻撃してこない安全な存在」だと確信しているからですね。

③お互いに毛づくろいをする

猫がお互いの体を舐め合う「アログルーミング(相互グルーミング)」は、非常に強い信頼と愛情の証です。

もともと母猫が子猫にする愛情表現であるため、毛づくろいは家族や非常に親しい仲間に対してしか行いません。

もし先住猫が新入り猫の毛づくろいを始めたら、先住猫が「あなたは私の大切な家族の一員だよ」と認めた、最大級の受け入れサインと言えるでしょう。

そもそも、毛づくろいする距離にいても大丈夫という事は、お互いの関係は良好に進んでいると言えます。

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④一緒に遊ぶ

猫じゃらしなどで遊んでいる時に、2匹が一緒になっておもちゃを追いかける姿が見られたら、それも受け入れサインの一つです。

猫にとって遊びは「狩りのシミュレーション」。

ショコさん
ショコさん

警戒している相手がいる前だと、遊びに集中できないニャ。

お互いの存在を気にせず、無邪気に一緒に遊べるということは、相手を「遊びを邪魔しない存在」あるいは「一緒に狩りをする仲間」として認識している証。

例えば、距離を置いて見ていただけの先住猫が、徐々に遊びの輪に入ってくるようになったり、2匹で追いかけっこ(プロレスごっご)を始めたりすることもあります。

威嚇や本気の爪の出し入れがなく、楽しそうにじゃれ合っているなら、それは2匹がコミュニケーションを取り、関係を深めている大切な時間と言えるでしょう。

⑤近くでお互いのにおいを嗅ぐ

猫は、においを通じて相手の情報を収集し、コミュニケーションを取る動物です。

ショコさん
ショコさん

お互いのにおいを嗅ぎ合う行動は、関係性を知る上で非常に重要なのニャ。

初対面の頃は、威嚇しながら遠巻きににおいを嗅いでいたかもしれません。

しかし、関係が改善してくると、リラックスした状態で近づき、お互いの口元のにおいやお尻のにおいを穏やかに嗅ぎ合うようになります。

猫社会における正式な挨拶のようなもので、「敵意はありませんよ」というメッセージを交換しているのです。

お互いのにおいを嗅ぐ行動が見られたら、互いが敵ではなく、自分の縄張りにいる一員として認め始めているサイン。

無理に引き離さず、猫たちのコミュニケーションを見守ってあげましょう。

⑥同じトイレを使う

一般的に猫はきれい好きで、トイレには強いこだわりを持つ子が多いです。

それにもかかわらず、先住猫が新入り猫と同じトイレを抵抗なく使うようになった場合、それは新入り猫のにおいを「自分のグループのにおい」として受け入れたと解釈できます。

テリトリーを共有することを許可した、非常にポジティブなサイン。

ただし、衛生面や健康管理の観点からは、トイレは「頭数+1個」が理想とされています。

なみ母さん
なみ母さん

猫は泌尿器系の病気にかかりやすいため、おしっこの色や量をチェックすることは非常に重要。

どの猫がどのトイレで用を足したか把握するためにも、トイレは複数用意し、こまめに掃除してあげることをお勧めします。

⑦しっぽを立てて近づく

猫のしっぽは、感情を表すバロメーターです。

もし先住猫が、しっぽをピンと垂直に立てて新入り猫に近づいていくなら、それは親愛や好意、喜びを示しています。

しっぽを立てて近く行動は、子猫が母猫に近づくときにしており、相手に対して友好的で、甘えたい気持ちがあるときに見られます。

なみ母さん
なみ母さん

さらにしっぽの先端を少し震わせている場合は、「大好き!」という最上級の愛情表現。

先住猫が最初は警戒してしっぽを下げていたり、膨らませていたりしたのに、しっぽを立てて近づくポジティブなボディランゲージを見せるようになったら、新入り猫を仲間として受け入れ、心を開いた証拠と言えるでしょう。

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先住猫が新入り猫を受け入れいやすくなる5つのステップ

先住猫が新入り猫を受け入れやすくなる5STEPを図解にした画像

先住猫が新入り猫を受け入れるかどうかは、最初の「対面のさせ方」が非常に重要です。

焦りは禁物。猫たちのペースで、段階的に距離を縮めていくことが成功の鍵です。

わが家でも実践した以下5つのステップをご紹介します。

  1. 最初は別々の部屋で過ごす
  2. お互いのにおいに慣れさせる
  3. ケージ越しに対面する
  4. 飼い主さんの見守る中で同じ空間へ
  5. 焦らず猫たちのペースを見守る

①最初は別々の部屋で過ごす

新入り猫を迎えたら、すぐに先住猫と対面させてはいけません。

まずは新入り猫をケージに入れ、先住猫とは別の部屋で過ごさせましょう。

これは、新しい環境に慣れてもらうことと、感染症などのチェック期間(検疫)を兼ねています。

目的は、お互いの存在を「音」や「気配」だけで知らせること。

姿が見えないことで、先住猫の急激なストレスを避けることができます。

「なんだか知らない猫の気配がするぞ?」と、心の準備をさせる期間だと考えてください。

心の準備期間は、先住猫の様子によって変動しますが、最低でも2〜3日、できれば1週間程度設けるのが理想です。

②お互いのにおいに慣れさせる

猫にとって「におい」は最も重要な情報源です。

次のステップとして、お互いのにおいがついたものを交換し、存在に慣れさせていきましょう。

それぞれの猫が使っているタオルやベッド、おもちゃなどを交換して、お互いの部屋に置きます。

最初は威嚇したり、くんくんと熱心に嗅いだりするかもしれません。

しかし、これを繰り返すことで、未知の「侵入者のにおい」が「いつもここにある慣れたにおい」に変わっていきます。

先住猫が新入り猫のにおいがついたタオルを気にしないような行動を見せたら、相手を受け入れ始めている良い兆候と言えるでしょう。

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③ケージ越しに対面する

においに慣れてきたら、いよいよ初めての対面です。

しかし、いきなり同じ空間に放すのは絶対にやめましょう。

必ず新入り猫はケージに入れたまま、ドア越しやケージ越しで短い時間だけ対面させます。

こうすることで、万が一威嚇や攻撃があっても、物理的な接触を防ぐことができます。

お互いが安全な距離を保った状態で、「においの正体」を視覚的に確認させるのが目的です。

最初は数分から始め、お互いが威嚇しなくなったら少しずつ時間を延ばしていきます。

この段階で先住猫が激しく威嚇する場合は、無理をせず、すぐに引き離してまた別々の部屋で過ごしましょう。

④飼い主さんの見守る中で同じ空間へ

ケージ越しでお互いが落ち着いていられるようになったら、次のステップに進みます。

飼い主さんが必ず見守れる状況で、ケージの扉を開けてみましょう。

ポイントは、「必ず先住猫を優先すること」です。

ごはんをあげるのも、おやつをあげるのも、名前を呼ぶのも、撫でるのも、すべて先住猫から。

なみ母さん
なみ母さん

新入り猫にばかりかまっていると、先住猫は「自分の縄張りと愛情を奪われた」と感じ、嫉妬から攻撃的になってしまうことがあります。

先住猫が「自分の立場は脅かされない」と安心することが、新入り猫を受け入れるための大きなポイントです。

最初のうちは、2匹きりにせず、飼い主さんが外出する際や就寝時は、どちらかを別の部屋に移動させると安心です。

⑤焦らず猫たちのペースを見守る

全てのステップが順調に進んだとしても、すぐに仲良くなれるとは限りません。

猫の性格や相性によって、かかる時間は数週間から数ヶ月、場合によっては1年以上かかることもあります。

大切なのは、「飼い主さんが焦らないこと」です。

飼い主さんの不安や焦りは猫にも伝わります。

あと、無理に抱っこして近づけたり、一緒の空間にいることを強制したりしてはいけません。

無理に慣れさせるのは、猫たちにとって大きなストレスとなり、逆効果です。

「同じ空間にいられるだけで十分」というくらいの広い心で、ゆっくりと見守ってあげましょう。

飼い主さんがリラックスしていることが、猫たちの安心感につながりますよ。

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わが家の先住猫と新入り猫の受け入れ体験談

わが家の先住猫ショコさんと新入り猫タルさんがゲージ越しで対面しているところの写真

それでは、わが家の先住猫と新入り猫の受け入れ段階を体験談をもとにお伝えします。

なみ母さん
なみ母さん

ぶっちゃけると、わが家の猫さんたちは理論通りにはいきませんでしたが、先住猫と新入り猫問題で今まさに悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

簡単にわが家の猫さん事情を紹介しますね。

先住猫ショコさんは、まだへその緒がついた状態の子猫の時に段ボールの中で放置されていたところを保護しました。

人間4人に猫1匹で赤ちゃんの頃から2年過ごしたからか、ショコさんの性格はツンデレはあるもののデレの時はかなりの甘えん坊さん。

部屋に誰も居ないと不安になって「ニャオォォ」と鳴くことが多く、もう一匹猫さんを迎え入れることにしました。

新入り猫が来た初日

保護猫団体さんから、生後5ヶ月のオス猫をお迎えしました。

ゲージに入って布を被せて、姿が見えないようにしていても、先住猫ショコさんは「シャー!」とめっちゃ威嚇しまくり(汗)

ショコさん
ショコさん

なんだか知らないニオイで嫌ニャ!

ソワソワ落ち着きがない様子でした。

1週間後

新入り猫はタルトと名付け、愛称を「タルさん」と呼んでいます。

タルさんはまだゲージの中で過ごしています。

ゲージの中にいる新入り猫タルさんに、先住猫ショコさんが猫パンチして威嚇しているところの写真

ショコさんは好奇心があるのか、ゲージの付近でニオイを嗅いでいますが、タルさんが動くと「シャー!」と威嚇は続く…。

1か月後

タルさんの存在に少し慣れた様子が見れたので、ゲージから出てお部屋で過ごすようになりました。

この頃は、ご飯も並んで食べたり一緒に遊ぶ様子も見られるようになりました。

先住猫ショコさんと新入り猫タルさんが横に並んで一緒にご飯を食べているところの写真
なみ母さん
なみ母さん

受け入れたかと思いつつも、タルさんが近寄り過ぎると「シャー!」とショコさんの威嚇は続く…。まだまだかかりそう。

半年後

半年経ってわかったのは、ショコさんの受け入れ反応は「ご飯はOK、トイレの共同もOK、ニオイを嗅ぐのもOK、一緒に遊ぶNG、添い寝NG」でした。

なみ母さん
なみ母さん

半年経つと新入り猫タルさんの体が大きくなり、小柄なショコさんにとって「ちょっと怖い」みたいです。

とはいえ、新入り猫タルさんが存在しているのは受け入れています。

ショコさん
ショコさん

わたしに近づかないのならいいニャ。

保護猫団体さんにもお話を聞いたら「存在そのものがストレスでご飯が食べれなかったり具合が悪くなったりしなければ、それは受け入れているってことですよ」とおっしゃっていました。

現在

タルさんの後にも、まだ赤ちゃんだった猫さんを保護したり、草むらでうずくまってた子猫を保護したりと、新入り猫さんがわが家にやってきてます。

新入り猫だったタルさんが今度は先住猫として新入り猫ラテさんとくっついて寝ているところの写真

猫さんたちそれぞれの境界線があって、これはOK、でもこれはNGみたいものがあります。

なみ母さん
なみ母さん

同じ家でそれぞれ猫さんが体調もよく過ごせていれば、受け入れているんだなと、わたしは思います。

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先住猫が受け入れられない場合の対処法

猫がドアから半分こちらを除いているところの画像に先住猫が受け入れられない場合の対処法の文字の画像

残念ながら、すべての猫が仲良くなれるわけではありません。

ステップを踏んでも威嚇やケンカが続く、先住猫が体調を崩してしまうなど、どうしても相性が悪いケースもあります。

飼い主さんと猫たちが、ストレスなく暮らせる環境を作ることが最優先です。

先住猫が受け入れられない場合の対処法としては以下を参考にしてください。。

  • 生活空間を完全に分離する: 部屋を分け、顔を合わせないようにする。
  • 時間で部屋を使い分ける: 飼い主さんがいる時間はリビング、いない時間は別の部屋、など時間で区切る。
  • 猫用のフェロモン剤を使用する: 猫をリラックスさせる効果のある製品(スプレーや拡散器タイプ)を試してみる。
  • 専門家に相談する: かかりつけの獣医師や、行動学に詳しい専門家に相談してみる。

「仲良くさせなければ」というプレッシャーは、飼い主さん自身を追い詰めてしまいます。

なみ母さん
なみ母さん

「同じ家で穏やかにそれぞれが暮らせていればOK」と考え方に変えることも大切。

意外と時間や空間をとることで、受け入れられるようになることもありますよ。

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まとめ|先住猫が受け入れたサインを見逃さず、焦らず見守ろう

今回は、先住猫が新入り猫を受け入れたサインや、2匹の距離を縮めるためのステップ、そしてわが家の体験談をご紹介しました。

新しい猫を迎えることは、簡単なことではありません。時間も根気も必要です。

なみ母さん
なみ母さん

とはいえ、猫たちが心を開き、家族になっていく過程は、何物にも代えがたい喜びと感動を与えてくれますよ。

猫たちのペースに合わせて、焦らずゆっくりと関係を築いていってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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