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100均材料で将棋の対局時計を作ってみた!
100均の材料(一部ホームセンター)を使って、将棋やオセロやチェスなどに使える対局時計を作ってみました!
わが家の子どもたちは、「子ども将棋教室」に通っています。
「こども将棋教室」の対局中はスマホアプリではなく、もちろんアナログの対局時計。
わが家の子どもたちにも対局時計に慣れて欲しかったので、自作してみました!
ほとんど100均でそろう材料です。ホームセンターで買ったものは細い配線とハンダ吸い取り線のみ。
電子回路とかわからない素人でもポイントを抑えれば簡単に対局時計を作る事ができました!
道具と材料の一覧
材料名 | 写真 | 用途 |
---|---|---|
100均のキッチンタイマー2つ (スタート・ストップが同じボタン) | 対局時計にリメイクします | |
5Vの細い配線2本 (ホームセンターで約150円) | キッチンタイマー同士を繋ぎます | |
100均の精密作業用ハンダ(0.8mm) | 基盤に配線をつける際に使用 | |
ビニールテープ | 配線を束ねます。あると便利です。 |
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100均材料で作る対局時計の作り方
将棋に限らず、囲碁、オセロ、チェスやその他のボードゲームの対局時に使われる対局時計。
対局者の持ち時間を表示し計る事ができるものです。
対局時計を作るにあたって、仕組みを調べてみるとウィキペディアには下記のように書かれていました。
1台に2つの時計があって、対局者双方の持ち時間が表示される。自分側のボタンを押すと自分の時計が止まり、それと同時に相手側の時計が動き出すようになっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2つの時計が1つになって、自分側と相手側のボタンでシーソーのように連動すればいいんですよね。
なんとか作れないかと検索したら、オセロの中島八段がブログでさらっと紹介していたので参考にしてみました。
100均にあるキッチンタイマーを2つを合体させ、対局時計の理にかなえば、それはもうキッチンタイマーではなく「対局時計」!
自作対局時計を使って、ご家庭でも本番さながらの対局を味わえますよ。
手順① キッチンタイマーの裏側を開ける
- 精密ドライバーのプラスで、キッチンタイマーの裏側のネジを4箇所外す。
- 外したネジは小さいので無くさないように注意!
ネジが外れたらケースを手で持ち上げて外す
手順②キッチンタイマーの中身を取り出す
キッチンタイマーの中の基盤を手で持ち上げて取り出す
- キッチンタイマーのパーツが3つになりました。
- キッチンタイマーの表側のケース
- 基盤
- キッチンタイマーの裏側のケース
手順③基盤に配線を繋ぐ
- 配線を約20cmほどにカット
- 今回黄色をプラス。青色をマイナスの配線としました。
手順④もう1つのキッチンタイマーも同じようにする
- キッチンタイマーの裏側のネジを外す
- ネジが外れたらケースを持ち上げて開ける
- キッチンタイマーの中の基盤を取り出す
- 基盤に配線を繋ぐ
手順⑥キッチンタイマーのケースを少し削る
繋いだ配線が邪魔でキッチンタイマーのケースが閉まらなくなるので、ケースを削って配線の逃げ道を作ります。
- キッチンタイマーの表側のケースを内側にマスキングテープを貼る
- 他の部分を削らないように保護する役目
手順⑤キッチンタイマーを元の状態に戻す
- キッチンタイマーの表側のケースに基盤を戻す
- 配線はケースを削った箇所に通す
手順⑦2本の配線をまとめる
お好みで配線をビニールテープで巻いてまとめます。
わが家はビニールテープでまとめたのですが、キッチンタイマーの向きが動いてしまうので、そのままにしました。
手順⑧動作確認をしたら完成
実際に動かしてみましょう。
- 2つのキッチンタイマーをタイマーのモードにする
- 1つ目のキッチンタイマーのスタート・ストップを押す
- 2つ目のキッチンタイマーも連動していればOK
そのままでもいいですが、わが家は子どもが押しやすいようにキッチンタイマーを反対向きに合わせてマスキングテープで固定しました!
繋げても対局時計自体がボタンを押す時に動いてしまうので、キッチンタイマーに付属の磁石を活用して100均にあった強力マグネットにのせてみたら丁度良く固定されました!
面倒くさがりなわたし。今の所、使う分には問題がないのでこのままです。もしリニューアルしたら、また追記しますね!
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自作した対局時計の操作方法は?
わが家はDAISOのキッチンタイマーをリメイクしているのですが、このキッチンタイマーはモードが3つあります。タイマー、カウントアップ、時計の3つの機能がついています。
時計の機能で1時間ごとにピピって音が鳴り、時刻を知らせてくれます。が、1時間ごとに2つのキッチンタイマーが鳴るのでうるさい…。
キッチンタイマーの裏側に音のオン・オフスイッチがあるので、対局時にはオンにして普段はオフにする事をおすすめします。
元は100均のキッチンタイマー。本物の対局時計とは違うので、少し操作にコツがいりますね。
一回覚えてしまえば、原理は簡単なのでさっそく使ってみましょう!
手順①モードを切り替える
- モードボタンを押してタイマーのモードにする
- もう1つのキッチンタイマーも同じくタイマーのモードにする
手順②タイマーをセットする
リセットボタンを押し、時刻の0が点滅したらスタート・ストップボタンで好きな時間に合わす
- 例:持ち時間を10分に設定する場合
- リセットボタンを2回押す
- 00分が点滅する
- リセットボタンを2回押す
一つがタイマーモード、もう一つが別のモードの状態になっていればOK
手順③先手と後手を決める
将棋盤に駒を並べ、振り駒やじゃんけんをして先手と後手を決めましょう。
モードが変わっている方が先手。タイマーの状態が後手。
手順④対局する
- 後手のスタート・ストップボタンを押す
- タイマーが動き時間が減っていく
対局終了後のリセットの仕方
- 一つは別のモードに切り替え、もう一つはタイマーモード。
また対局時計を使う時はタイマーのセットから始めてくださいね。
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まとめ
スマホのアプリにも対局時計はありますが、やっぱりアナログな対局時計の方が存在感が出ますね!
ツイッターでも対局時計のリズムの心地よさや、シチズンの対局時計に熱い想いをもっている方の投稿がありました!
わが家が作った対局時計は、本物とは比べものにならない大きさです。ですが、小さくても対局時計の動作はするので良しとしましょう!
コンパクトなので持ち運びにもいいし、なにより100均材料なので格安です。
スマホのアプリでは出せないアナログの魅力が満載の自作対局時計で、ぜひ一勝負してみてはいかがですか?
わが家の子どもたちが将棋で強くなったおすすめ詰め将棋本です
子ども向けだから1人で読めるよ
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