お家で猫を飼っていると、こんな事ありませんか?
- 猫が通るためドアを開け閉めする。
- 猫が通るためドアを開けているから冬場が寒い。
- 猫が通るためドアを開けているから冷暖房の利きが悪いし電気代が心配。
- 猫がドアを開けてほしくてガリガリする。
- 猫が部屋に閉じ込められていたのを後から気が付いてひたすら謝る。
猫にも家の中を自由に通らせてあげたいですよね。でも、猫が自由に通るためには人の手が必要。
そこで猫が自由に通れるキャットドアが便利ですよ。
市販のキャットドアを使う事で簡単に安くDIYができます。
ただし、ドアに穴を開けるので賃貸だったり、後々キャットドアが不要で取り外したい方には不向きです。

キャットドアを取り付けた事で猫も人も快適になったので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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猫が自由に通れるキャットドアとは?

キャットドアは、猫が家の中を自由に通れる専用ドアのことです。

キャットドア設置にいたるまでの経緯を語ります。
興味ない方は使用する道具と材料一覧へどうぞ。
わが家の猫は完全室内飼いですが、家の中は自由。
そのため、いつもドアは開けています。
春や秋ならいいんですが、冬はドア閉めないとすごく寒い。猫が通れる幅だけにしても冷たい空気が入ってきます。

うぅ、寒い。でも猫が通るから我慢…
夏や冬はエアコン使用のため、ドアは常に閉めていました。
だから猫がドアの前で行きたそうなら、その都度ドアを開けてあげるスタイルです。

2階に行きたいニャ。ドア開けてニャ。

あ、ちょっと手が離せない…。
誰か~、ドア開けてあげて~!

やだー!今ゲームしてるから無理~

…もう!ちょっと待ってね~。(ドア開ける)はい、いいよ~!

気が変わったニャ。
と、まぁこんな感じで開けたけど行かなかったり、中に入りたいのに締め出されたままだったり。

ドアの開け閉めばっかりしている気がする…。
Twitterでも猫のためにいつもドアを開け閉めして困っている声がありました。
キャットドア取り付けたいけど、ドアに穴を開けるからいろいろ不安…。
でも、ついに夫も乗り気になったのでさっそくDIYしてみました!

キャットドア取り付けた方がメリット大きいよね。取り付けてみよう!
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使用する道具と材料の一覧
今回、キャットドアのDIYで使用する道具と材料を紹介します。

使用する材料は市販の「キャットドア」です。


市販品以外も考えましたが、市販品は密閉度が高く簡単に取り付け可能で2,000円以下。
ドアに穴を開けて設置するからしっかりしたものが良いよね。
ネットで販売されているキャットドアは4WAYで約1700円のものが多数ありました。
わが家は上記の白いキャットドアを購入!
お家のドアの色に合わせてお好みのキャットドアを選びましょう。
サイズがS,M,Lとあります。扉の厚みや猫の体長に合わせてくださいね。

わが家はMサイズにしました。
取り付けたドア幅は3.5㎝。2歳の普通体系の猫が余裕。6㎏の大きめ猫ちゃんもスルっと通れてますよ。
ネットには以下のようなかわいいキャットドアもありますよ。

あたしはかわいい方が良いんだけどニャ~。
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キャットドアの取り付け方

それではキャットドアを室内のドアに取り付けます。
取り付け手順は以下。
- 手順①型紙を作る
- 手順②キャットドアの取り付け位置を決める
- 手順③ドアにドリル穴をあける
- 手順④のこぎりで切り出す
- 手順⑤ドアの反対側もやる
- 手順⑥キャットドアを穴に取り付ける
- 手順⑦ねじ止めする

のこぎりでドアを切り出すのが一番大変でした。
作業は1時間ほどで完成。
手順①型紙を作る

厚紙を用意します。
まずはキャットドアの外形で線を引きます。

キャットドアを置いて外形+5㎜で線を引きます。

引いた線をハサミでカットします。

型紙が完成。
普通の紙だとペラペラで次の手順で線が書きづらいので厚めがおすすめです。
段ボールはカットする際に断面がボロボロになるのでやめましょう。
手順②キャットドアの取り付け位置を決める

取り付けたいドアにキャットドアの取り付け位置をチェック。
わが家の場合、中央にすりガラスがあったため、ドアノブ下にキャットドアを取り付けました。

猫の足の長さで床からキャットドアまでの位置を決めましょう。

わが家は床から約12㎝のところにキャットドアの下部分がきて、両サイドはドアの柱に干渉しない位置にしました。

型紙にそってドアに下書きします。

取り付け位置のドアに型紙で下書きができました。

手順③ドリルで穴あけ

下書きをした線の四角にドリルで穴を開けます。
わが家はドアを外さず、そのまま作業しました。
理由はドアを外した場合、ドアのがたつきが心配のため。素人なのでドアが、がたつく方がこわいので避けました。
手順➃のこぎりで切り出す

ドリルで穴を開けた箇所から、のこぎりの刃を入れてドアを切ります。
わが家は上記の刃が細いのこぎりを使用しました。
いっきに切ろうとせず、徐々に切っていきましょう。

切り出す際、下書き線より多少ガタガタしていても大丈夫です。
取り付け箇所が切り出せました。

木くずが大量に出るので、ブルーシートなど敷いてから作業した方が後片付けが楽です。
わが家のドアは中身に段ボールが使用されていたため、取り外しました。

のこぎりで切り出した後があまりにもガタガタなので、やすりを軽くかけました。
手順⑤反対側も同じように

片面穴を開けたら、反対面も手順②から➃をします。
片面と同様の位置になるように気をつけてくださいね。

反対側も穴が開き、ドアが貫通しました。
手順⑥キャットドアを穴に取り付ける

ドアの取り付け位置に穴を開けられたら、キャットドアをはめます。
片面はめたら、反対面もはめます。

手順⑦ねじ止めする

キャットドアの4隅にねじ穴があるので、4か所ねじ止めをします。
付属のキャップでねじ穴をふさいだら完成!

お疲れ様だニャ~!
まだ取り付けたばかりの時は上手にキャットドアを通れませんでしたが、次の日あたりから徐々にとれるようになりました。

今では、キャットドアがあることで家の中を自由に行き来してます♪
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キャットドアを取り付ける注意点(事故防止対策)
キャットドアを室内ドアに取り付けたら気を付けたい点は以下です。
- キャットドアのマグネット部分に注意
- キャットドアから部屋の中が見える
- 他の部屋や玄関は脱走防止策をする

思わぬ事故につながらにように気を付けてね。
キャットドアのマグネット部分に注意
キャットドアにはマグネットが使用されています。
マグネットがあるからキャットドアが自動でパタンとしまり部屋の密閉度が保たれるのが利点。
ただし、猫に首輪をしている場合は注意が必要です。
猫がくぐる時に首輪の金属がマグネットにくっついてしまうことがあります。

ぼくの首輪のネームプレートが金属で、くぐった時に動けなくてビックリしたニャ!
わが家も一度だけタルさんの首輪がマグネットにくっつき、慌てた反動で首輪が外れ驚いたことがあります。

金属は危ないと思い、ネームプレートをプラバンで自作。
それ以降は問題なく通れていますよ~。
猫の首輪用ネームプレートもプラバンでDIYできちゃいます。しかも軽くて丈夫!作り方は以下のアクリルスタンドDIYの記事を参考にしてみてくださいね。
キャットドアから部屋の中が見える

キャットドアは猫が向こう側を見て、確認して通るから透明になっています。
ただ、部屋の中が丸見えなんですよね。
対策としては、わが家は遮光フィルムを貼りました。
でも、向こう側が見えない状態で猫がキャットドアを通れるかは微妙…。

猫たちがキャットドアに慣れたら、フィルムで見えづらくっても通れてます。
フィルム貼りに関しては以下の記事が参考になりますよ。
他の部屋や玄関は脱走防止策をする

家の中を猫が自由に行き来できるということは、脱走してしまう可能性も出てきます。
できる範囲で脱走防止策をしましょう。
わが家は玄関からの猫脱走防止スライドドアを作りました!詳しくは以下の記事からどうぞ。
ネットにも市販品の脱走防止柵がありました。突っ張り式だから簡単取り付け。
網戸は施錠できるものを取り付けました。
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Q.キャットドアは引き戸につけられる?
A.工夫すれば可能!
わが家が取り付けた4WAYのキャットドアは引き戸にもつけられそうです。
ただし、引き戸と壁の間にキャットドアを入れても干渉しないように工夫が必要。

キャットドアを片側のみ取り付けたり、キャットドアの幅をカットして調節すれば可能だと思いました。
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まとめ|キャットドアは猫も人もストレスフリー
室内のドアにキャットドアを取り付ける方法を紹介しました。
すきま風もなく猫が締め出されて困る事もなく、かなり快適です!

猫が自由に出入りできるって事が一番ストレスがないわ~!
もっと早くに取り付けていればどんなに楽だったことか…。
ぜひ参考にキャットドアDIYしてみてくださいね。
ドアに穴を開けるのが心配だったり壁に穴を開けたい方はリフォーム業者に相談してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
コメント失礼します。
キャットドアってこんな風に自分で取り付けられるのですね。
うちにも猫がいますが、いつも行きたい部屋には「開けて!」とおねだりします。
家族の同意がないとこういうことはできないですが、あったら猫も嬉しいのかなぁ、と思いながら拝見しました。
おねだりする姿も可愛いし、自由に行き来して楽しんでる姿も見てみたい気もしました。
こはるおとさん
コメントありがとうございます!
猫ちゃんの「ドアをあけて~」のおねだりする姿も可愛いですよね。
市販品をドアにはめるだけなので、自分でもキャットドアを取り付けることができました。
わが家の猫ちゃんたちは、自由気ままに往来ができるので楽しそうです(^^)
もしキャットドアを取り付ける時に、参考になれば幸いです。