高級民芸品の猫ちぐらを1つ250円の紙ひもで初心者でもDIYできた作り方を紹介。
猫ちぐらは4つの工程でできます。編み方のポイント8つを解説しているので、初めてでも作れちゃいますよ♪猫好きさんにおすすめです。

初めての猫ちぐら!
猫ちぐらって快適ニャ♪
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猫ちぐらを1つ250円の紙ひもで初心者が作っみた!

1つ約250円の紙ひも(太さ約2mm×長さ100m)を8.5個使って、猫ちぐらを作ってみました!
製作日数は約3週間。
作業時間は1日約1時間。
費用は約2100円。

初心者のぼくが夜な夜な編みました
わが家の猫、ショコさん。初めての猫ちぐらですが、めちゃくちゃ気に入ってくれました!

猫ちぐらとは?

最近ピンタレストでよく見るこの猫用カゴってなんて言うんだろう?
検索検索…
猫ちぐら(ねこちぐら)、猫つぐら(ねこつぐら)とは、新潟県および長野県産の稲わらを編んで作った猫用の寝床の一種。新潟県関川村、秋山郷(新潟県津南町と長野県栄村)、新潟県長岡市小国[1]・山古志[2]、新潟県出雲崎町[3]の民芸品である。
Wikipedia/猫ちぐら
Wikipediaによると新潟や長野の民芸品、わらで編んだ猫用の寝床が猫ちぐらというそうです。
- わらでギュッと編むので丈夫
- わらは保温性が高く冬でも温かい
- 通気性があるので夏でも涼しい
- ドーム型で中はほどよく狭く薄暗い
- プライベート空間になる

猫ちぐら…、ほっしい~!
調べると関川村猫ちぐらの会の猫ちぐらが有名で、猫好きさん憧れの品。

Twitterでも関川村の猫ちぐらを憧れている人多い!

関川村の猫ちぐら、1つ1万~2万6千円する…

さすが、伝統工芸品ね!
…うちでも作れないかな?

作るよ!(←食い気味)
ショコさん(猫)待っててね~!!
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使用する道具と材料の一覧


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紙ひもで作る猫ちぐらの作り方
わが家は太さ約2mm、長さ100mの紙ひもを近所のコメリで購入。
猫ちぐらの底が直径約35cmの猫ちぐらを作るのに、長さ約850m使いました。
ネットで買うなら下記のものが太さや長さ値段が近いですよ
1つの長さが200mなので、5個あれば足りますね

色や太さなどはお好みでチョイスしてね

100均の紙ひもだと広げる時に破けやすかったら、100均はおすすめしません
- ひも通しを作る
- 紙ひもをカットする
- 紙ひもを開く
- 編む
猫ちぐらを作るのにMajipe猫ちぐらの作り方(動画まとめ)を参考にさせていただきました。
①ひも通しを作る
初めに、編むときの必需品ひも通しを作りましょう。

ちゃちゃっと作れるよ
ひも通しの作り方
- いらない針金ハンガーをカット
- 端から10cmほどの長さでカットする
針金ハンガーは硬いので気をつけてね
- 下がカットできたら上もカットする
だいたいの長さでOK
- 端から10cmほどの長さでカットする
- カットした針金ハンガーの真ん中の位置で折る
曲げるのも硬いから大変
このくらい曲がればOK
- カッターで針金ハンガーの被覆を剥がす
カッターで指を切らないようにね
上手くいけばするする被覆がとれるよ
- 割り箸の裂け目に針金を挟む
- 割り箸から約7cm針金を出す
割り箸の裂け目で固定すると強度が上がる
- 割り箸から約7cm針金を出す
- 割り箸と針金をマスキングテープで固定する
ピッタリ密着させよう

②紙ひもカット
紙ひもを約60cm程の長さにカットします。

毎回定規で測りカットするのは大変なので、空き箱などにぐるぐると巻きつけていっぺんにカットすると簡単ですよ。

1本約60cmの紙ひもをある程度ためとくといいですよ

③紙ひも開く
カットした紙ひもを開きます。

カットした端から徐々に指で開いていきましょう。

開いていったら、開いた紙ひも全体を広げます


この工程が一番大変!
何千本という数の紙ひもをひたすら開く…

紙ひもを開くことは簡単だから子どもたちもできたよ
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④編む
ある程度開けた紙ひもがたまったら、さっそく編んでいきましょう。
ポイントは下記の8つ!
- 最初
- 増やし目
- 立ち上げ
- 入り口下
- 入り口横
- 入り口上
- 減らし目
- 最後

編むこと自体は同じ事の繰り返しだから簡単
①最初
- 開いた紙ひもを縦に半分にする
縦半分に折るよ
- さらに縦に半分にする
- 横に半分に折る
さらに縦半分に折る
- 横半分に折った箇所に輪っかを作る
紙ひもの中心で輪っかを作る
- 結ぶ
紙ひもの中心で軽く結ぶ
- 小指(大人)の先ぐらいの大きさ
大人の小指が入らないくらいの大きさ
- 結ぶ
- 輪っかの根元で2回ねじる
輪っかの根元でねじる
- ねじったら時計回りに流す
2回ねじったら時計回りに流す
- 開いた紙ひも(2本目)を1本目の輪っかに通す
2本目の紙ひもを輪っかに通す
- 輪っかの位置で半分にする
2本目の紙ひもの中心に輪っかがくる
- 2回ねじって時計回りに流す
輪っかの根元で2回ねじる
- 始めの1本とたばねる
時計回りに流す
- 始めの1本とたばねる
- 3本目以降も7~9の手順で編んでいく
だいたい五角形になる
- ねじる箇所はひもとひもの間に入れていく
- ある程度編むと中心に紙ひもが入らなくなる
輪っかの中心に紙ひもが通らない
- 中心から2段目、編み目の間にひも通しを入れる
紙ひもの束は大きい洗濯バサミで固定するとやりやすい
- ひも通しに紙ひもを入れる
ひも通しを使う
- 紙ひもが通ったら、8・9の手順をする
基本、紙ひもの中心に輪っかがくる
根元で2回ねじる
2段めの編み目にいれる
- 次以降もも12~14の手順で編んでいく
手順を繰り返す
- ポイント②増やし目を手順に入れていきましょう
- 手順を繰り返し直径35cmくらいまで編む

②増やし目
繰り返し編んでいく過程で、間隔が広くなったらもう1本紙ひもを足しましょう。

③立ち上げ

直径約35cmまで編んだら猫ちぐらの壁を作るよ
束ねた紙ひもを底部分の上に乗せていくように徐々に編んでいきましょう。

編む手順は同じなので、4段まで編みます。

④入り口下
4段まで出来たら、猫ちぐらの入り口下を作りましょう

補強になるよ
- 3段目の編み目に紙ひもを6~8本入れます
写真は6本だけど8本やりました
- 束ねた紙ひもの下に1本紙ひも入れる(B)
このへんから難しくなる
- 束ねた紙ひもの上で交差する(B)
束の下に入れた紙ひもは束の上で交差する
- 編み目に入れた一番端紙ひも1本を束ねた紙ひもの上で1回ねじる(A)
- 交差させた(B)の上に乗せる
交差させた紙ひもBの上で編み目に通した紙ひもAをねじる
- 交差させた(B)の上に乗せる
- 編み目に入れた一番端から2番目の紙ひも(C)を(A)の上で交差する
ねじった紙ひもAでの上で編み目に通した2本目の紙ひもCのを交差する
- 束ねた紙ひもの下に1本紙ひもを入れる(D)
束ねた紙ひもの下に紙ひもD入れる
- (B)を(C)の上で1回ねじる
- 交差させた(C)の上に乗せる
交差させた紙ひもCのの上で紙ひもBをねじる
- 交差させた(C)の上に乗せる
- 束ねた紙ひもの上で交差する(D)
束ねた紙ひもの下に紙ひもDを入れる
- 3段目の編み目に入れた残りの紙ひもも同じように編んでいく
- 最後は1回ねじって束ねた紙ひもに流す

入り口の編みが終わったら、今まで同様に編みます

入り口下の始めまで編んだら次は入り口横!
⑤入り口横
入り口下の始まりまで編んだら、束ねた紙ひもを広げたままの紙ひもでぐるぐる巻く

編み目に紙ひも(1番目)を通す

ぐるぐる巻いた箇所を流れと反対方向に折り曲げます

さきほど、編み目に通した紙ひも(1番目)を折り曲げた紙ひもの上で2回ねじって折り曲げた紙ひもに束ねる
2番目、3番目…と繰り返し編んでいく

入り口横左が終わり編んでいくと入り口右も同じ手順でぐるぐる巻いて折り曲げて、また同じように編んでいく
繰り返して5段まで編みます

太い紙ひもの場合は3~4段。お好きな高さにしてくださいね。
⑥入り口上
入り口横が5段まで編んだら、次は入り口上を編んでいきます

入り口上は編み目がないから、間隔を感覚で編んでいくよ

?!
だじゃれニャ
入り口上にくる箇所に紙ひもを束の下から通します

紙ひもを束の上で2回ねじったら、紙ひもの束に束ねます

だいたいの間隔で次もその次も同じように編んでいきましょう

入り口上が編み終わりました

入り口上が編み終わったら、また編み目に紙ひもを通して紙ひもの束の上で2回ねじって束ねるを繰り返します。
入り口上1段編んだら、徐々に内側に入れ込むように編んでいきましょう

ドーム型になるように作っていくよ
⑦減らし目
減らし目は増やし目の逆です。
編み途中で狭いなと思うところは飛ばして次の編みから紙ひも通して編んでいきましょう。


狭いなって思えば次の編み目から編もう

⑧最後

ようやく最後ですよ!
ゴールまであと少し
天井が直径5cmくらいの穴になったら、天井を閉じていきます

今まで同様に編み目に紙ひもを通します
内側にある紙ひもは短めでOK。

内側にある紙ひもに外側の紙ひもをかぶせて内側にいれる

次の編み目にひも通しを入れて、天井から入れた外側の紙ひもをひも通しですくい取ります

縫い物に似てるね
すくい取った紙ひもをまた天井から内側へいれます
紙ひもの束はうずまき状になるように押さえよう

次の編み目からひも通しをいれて、内側にきた紙ひもをひも通しですくい取りまた天井から内側へを繰り返します。
すくい取る紙ひもが短くなってきたら、もう1本紙ひもを短い紙ひもの上にかぶせましょう


紙ひもの束が天井に収まればOK
すくい取った紙ひもが短くなるまで編み目に通してぐるぐると隠していきましょう

猫ちぐらの完成です!!


すごい!
お疲れさまでした~!
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まとめ

猫好きさん必見の猫ちぐら。
わが家の猫、ショコさんも猫ちぐらがお気に入り♪

プライベート空間、最高ニャ
1つ250円の紙ひもで猫ちぐらをDIYする作り方でした。

ネットで買うなら下記がわが家の使ったやつと同等。
1つ長さが200mだから5個あれば余裕だね
- ひも通しを作る
- 紙ひもをカットする
- 紙ひもを開く
- 編む
- 最初
- 増やし目
- 立ち上げ
- 入り口下
- 入り口横
- 入り口上
- 減らし目
- 最後

初心者でもポイントを押さえれば作れたよ
やる事は単純!
あとは気合!
猫ちぐらを紙ひもで安く作りたい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

室内飼いの猫ちゃんはお外を見るのが大好き!
窓からお外が見えるようにしていますか?
カーテンを開けてお外が見えるようにしたいけど、外からの覗き込みが気になる…。
わが家ではミラーフィルムで対策しました。
最近の家窓に多い複層ガラス対応のミラーフィルムなのでひび割れも安心ですよ。
コメント
こんばんは、みけねこ屋です。
本日は、Twetterフォロワーさんのブログを訪問しています。
ねこちゃんの可愛いお家ですね。
お互いにがんばってブログを続けていきたいものですね(^^)/
どうぞ、よろしくお願いします。
みけねこの足跡を残していきますね。。。。👣
みけねこ屋さん、コメントありがとうございます!
ブログ訪問もいつもありがとうございます(^^)
みけねこ屋さんの足跡はブログ運営の励みになりました。
お互いブログ頑張りましょうね!