
猫を多頭飼いしている人って、頭おかしい人多いよね。

えっ?!そうなの?
「猫を何匹も飼うなんて頭おかしい」と言われて、傷ついたり不安になったりしていませんか?
SNSや友人からの心ない言葉に、自分の飼育方法が間違っているのではないかと悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、なぜ多頭飼いが批判されるのか、適正飼育と多頭飼育崩壊の違いは何かを調査しました!

うちの主も猫4匹飼っているニャ。「頭おかしい」のかを解決してスッキリするニャ。
さらに、猫の多頭飼い自己診断チェックリストや適正飼育のための7つのポイントなども解説します。
ぜひ最後まで読んで、自分の飼育状況を客観的に見つめ直し、安心と自信を手に入れてください。
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猫の多頭飼いが「頭おかしい」と言われる5つの理由

なぜ多頭飼いが批判されるのか、その社会的・心理的背景を調査したので解説します。

理由を知ることで、冷静に状況を判断できるようになるニャ。
猫の多頭飼いが「頭おかしい」と言われる理由は以下の5つ。
- 多頭飼育崩壊のニュースによる負のイメージ
- 一般的な「猫1〜2匹」という固定概念
- アニマルホーダー(動物収集癖)との混同
- 経済的・衛生的な懸念からの心配
- 「自分はできない」という投影心理
詳しく見ていきましょう。
理由①多頭飼育崩壊のニュースによる負のイメージ
メディアで報道される多頭飼育崩壊のニュースが、多頭飼い全体に悪いイメージを与えています。

テレビやインターネットで「猫50匹を劣悪な環境で飼育」「多頭飼育崩壊で近隣住民が苦情」といったショッキングなニュースが流れると、視聴者の記憶に強く残るニャ。
ショッキングなニュースの影響で、「多頭飼い=問題がある飼い方」という短絡的なイメージが形成されてしまいます。
新潟県動物愛護センターの報告によると、センターに引き取られる猫の半数以上が多頭飼育崩壊からの引き取りとなっています。
多頭飼育崩壊の統計がニュースで報道されることで、多頭飼い全般が危険視される傾向にあるのです。
つまり、一部の極端なケースが全体のイメージを悪化させており、適正に飼育している多頭飼い家庭まで誤解されているのが現状です。
理由②一般的な「猫1〜2匹」という固定概念
日本では「猫は1〜2匹飼うもの」という固定観念が強く、それ以上の数を飼うことが「異常」と見なされがちです。
ペットフード協会の調査によると、日本の猫飼育世帯の平均飼育数は約1.7匹。
平均値1.7匹という数字が無意識のうちに「標準」「正常」と認識され、3匹以上飼っている人は「普通ではない」という印象を持たれやすくなります。

「うちは猫4匹います」と言うと、「え、そんなに?」「大変じゃない?」という反応が返ってくるのは、平均値より多いからなのね。
社会的な「普通」の基準から外れると、それだけで否定的な目で見られてしまうのです。
理由③アニマルホーダー(動物収集癖)との混同
適正な多頭飼いと、精神疾患の一種であるアニマルホーダーが混同されています。
アニマルホーダーとは、劣悪多頭飼育者のこと。

「多数の動物を飼育しながら適切な世話や環境管理ができず、人と動物双方に悪影響を及ぼす」という精神疾患とのことです。(参考:環境省_平成21年度 動物の遺棄・虐待事例等調査報告書)
アニマルホーダーという概念が広まったことで、多頭飼いをしている人全員が劣悪多頭飼育予備軍のように見られる風潮が生まれました。

適正な多頭飼いは、環境を整え、経済的にも余裕を持って計画的に飼育しているニャ。両者は全く違うのニャ。
アニマルホーダーと適正な多頭飼いは別物ですが、区別されずに批判されることが多いのです。
理由④経済的・衛生的な懸念からの心配
多頭飼いには費用がかかり、衛生管理も大変だという心配から、批判的な意見が出ます。
猫1匹の年間飼育費用は平均10〜15万円程度。(参考資料:au損保お役立ちコラム)

複数頭いたら費用は当然大きくなるニャ。しかも、トイレの掃除や抜け毛の処理など、衛生管理の手間も増えるのニャ。
周囲の人は「本当に管理できているのか?」「将来破綻するのでは?」と心配からだとしても、言い方によっては批判に聞こえてしまいますよね。
経済面や衛生面への懸念が、「頭おかしい」という表現になって出てくることがあるのです。
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理由⑤「自分はできない」という投影心理
自分には多頭飼いができないため、できている人を「異常」と見なす心理が働いています。

人は自分の能力や価値観を基準に物事を判断するものニャ。
「自分には3匹以上の猫の世話は無理」と感じている人にとって、5匹や10匹を飼っている人は理解の範囲を超えた存在に見えます。
その結果、「普通じゃない」「おかしい」という評価につながるのです。

猫アレルギーの人や、動物が苦手な人にとって、複数の猫と暮らすことは想像を絶する行為。
そのため、「よくそんなことができるね」という驚きが、時に批判的なニュアンスを帯びてしまいます。
自分の価値観や能力の範囲外にあるものを「おかしい」と判断する心理が、批判の背景にあると言えるでしょう。
猫の多頭飼いは頭おかしいほど問題?適正飼育と崩壊の違い

それでは、適正飼育と多頭飼育崩壊の明確な違いを調査したら、以下3つのポイントがわかりました。
- 適正な多頭飼育の3つの条件
- 多頭飼育崩壊(アニマルホーダー)の特徴とは
- 獣医師が推奨する適正飼育数の目安
客観的に判断できるので詳しく見ていきましょう。
適正な多頭飼育の3つの条件
適正な多頭飼育には、十分な飼育スペース、経済的余裕、適切な健康管理の3つの条件が必要です。

条件3つが満たされていれば、猫たちはストレスなく健康的に暮らせるのニャ。
逆にどれか1つでも欠けると、猫の福祉が損なわれ、多頭飼育崩壊のリスクが高まります。
具体的には以下の通りです。
- 飼育スペース: 猫1匹あたり最低6〜8畳程度の生活空間、猫の数+1個のトイレ、複数の休息場所
- 経済的余裕: 年間飼育費用×飼育数を無理なく支払える収入、緊急時の医療費(1匹10〜30万円程度)を準備
- 健康管理: 全頭の健康診断、定期的なワクチン接種、適切な食事管理、病気の早期発見
上記の条件を満たしていれば、多頭飼いは問題ないと言えるでしょう。
多頭飼育崩壊(アニマルホーダー)の特徴とは?
多頭飼育崩壊とは、飼育数が管理能力を超え、動物の福祉が著しく損なわれている状態です。

さっきも出てきたけど、アニマルホーダーは劣悪多頭飼育者のことニャ。
その結果、栄養不足、病気の放置、不衛生な環境が常態化し、動物虐待の状態に陥ります。
多頭飼育崩壊の典型的な特徴は以下の通りです。
- 不妊去勢手術をせず、繁殖が制御できていない
- 病気や怪我をしても動物病院に連れて行かない
- トイレが溢れ、糞尿の悪臭が漂う
- 栄養不足で痩せている猫がいる
- 飼い主自身が問題を認識していない、または認めない
適正飼育との決定的な違いは、動物の福祉が守られているかどうかです。
調査でわかった適正飼育数の目安
4匹の猫と暮らすわたしが、猫の飼育数を各種資料で調査しました。
猫は自分のパーソナルスペースを必要とし、互いの距離が2m程離れている方がストレスを感じにくいといわれています。そのため、頭数の目安としては「猫の飼育頭数=自由に出入りできる部屋数-1」が適切と言われています。
つむら動物病院
例えば、自由に出入りできる部屋が3部屋の場合、マイナス1をすると飼育数は2頭までということ。

わが家は一戸建てで小さな部屋も含めれば、6部屋。マイナス1しても4頭だから範囲内だ!
とはいえ、部屋数があるから大丈夫と言っても、飼い主が全頭に目を配り、適切にケアできる数には限界があります。
「数」も大事ですが、「適切に管理できているか」という質がもっと重要とのこと!(出典:まいどなニュース)
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【自己診断】あなたの多頭飼育は適正?10項目チェックリスト

自分の飼育状況が適正かどうかを客観的に判断できる10項目のチェックリストを作成しました!

さっそく、やってみるのニャ。
| 項目 | チェック内容 |
|---|---|
| □ | 猫の数+1個以上のトイレがあり、毎日掃除している |
| □ | すべての猫に十分な休息スペース(高い場所、隠れ場所)がある |
| □ | 部屋に悪臭がなく、清潔な状態を保てている |
| □ | 猫同士のケンカやストレスサインが頻繁に見られない |
| □ | 近隣住民から苦情が来ていない |
| □ | 全頭の年間飼育費用を無理なく支払える経済力がある |
| □ | すべての猫が不妊去勢手術を受けている |
| □ | 全頭が年1回以上の健康診断とワクチン接種を受けている |
| □ | 病気やケガをした猫を速やかに動物病院に連れて行ける |
| □ | 自分に何かあったときの預け先や引き取り先を確保している |
| クリア数 | 評価 |
|---|---|
| 10項目すべて | 適正な多頭飼育ができています。自信を持ってください。 |
| 7〜9項目 | おおむね適正ですが、改善の余地があります。未達成の項目を優先的に対応しましょう。 |
| 4〜6項目 | 黄色信号です。早急に改善が必要な項目があります。獣医師や動物愛護団体に相談を。 |
| 3項目以下 | 多頭飼育崩壊のリスクがあります。専門家の支援を受け、場合によっては飼育数の見直しも検討してください。 |
このチェックリストは、自分を責めるためではなく、改善点を見つけて行動するためのツールとして使ってください。

完璧でなくても大丈夫。少しずつ改善していきましょう。
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猫の多頭飼いを成功させる7つのポイント【後悔しないために】

適正に多頭飼育を続け、後悔しないために必要な具体的な以下のポイント7つを解説します。
- ポイント①:多頭飼いを始める前に確認すべき3つのこと
- ポイント②:適切な飼育スペースとトイレの数を確保
- ポイント③:定期的な健康チェックと予防医療の徹底
- ポイント④:経済的な余裕と緊急時の備え(年間費用の目安)
- ポイント⑤:猫同士の相性とストレス管理
- ポイント⑥:飼育数を増やすタイミングと「これ以上飼えない」判断基準
- ポイント⑦:将来設計(自分に何かあったときの対策)
これから多頭飼いを始める方、すでに飼っている方の両方に役立つように情報をまとめました。
ポイント①多頭飼いを始める前に確認すべき3つのこと
多頭飼いを始める前に、住環境の許容範囲、経済的シミュレーション、時間的余裕の3点を必ず確認しましょう。
事前準備なく安易に猫を増やすと、後で管理しきれなくなるリスクが高まるもの。
計画的に始めることが成功の鍵です。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- 住環境: 賃貸なら契約書で多頭飼いが許可されているか確認。ペット可でも「小型犬または猫1匹」などの制限がある場合も
- 経済シミュレーション: 現在の飼育費×増やしたい頭数を計算。年間50万円以上かかる場合、収入に対して無理がないか検討
- 時間的余裕: 毎日のトイレ掃除、食事の準備、遊び相手に必要な時間が確保できるか
事前のリサーチと準備が、後悔しない多頭飼いの第一歩です。
ポイント②適切な飼育スペースとトイレの数を確保
猫の数+1個のトイレと、1匹あたり6〜8畳程度の生活空間を確保しましょう。
トイレが不足すると、猫はストレスを感じて粗相をするようになるもの。
また、狭すぎる空間では縄張り争いが起こりやすくなります。
猫3匹なら最低4個のトイレが必要。
設置場所は、人の出入りが少ない静かな場所を複数箇所に分散させます。

キャットタワーや棚を活用して、縦の空間も生活エリアに含めることで、限られた部屋でも快適な環境を作れますよ。
壁に穴を開けないキャットウォークも簡単に安く作れるのでおすすめ!以下の記事を参考にしてくださいね。
物理的な環境整備が、猫のストレス軽減と健康維持の基本です。
ポイント③定期的な健康チェックと予防医療の徹底
全頭が年1回以上の健康診断を受け、ワクチン接種と寄生虫予防を徹底しましょう。

多頭飼いでは感染症が一気に広がるリスクがあるニャ。
予防医療は最も費用対効果の高い投資なのです。
猫3匹の場合、年1回の健康診断とワクチン接種で1匹あたり約1~3万円、合計3〜6万円程度。
これにより、重大な病気の早期発見や感染症の予防ができます。
また、毎日の観察で食欲、排泄、行動に異常がないかチェックする習慣をつけましょう。
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ポイント④経済的な余裕と緊急時の備え(年間費用の目安)
猫1匹あたり年間15〜20万円の飼育費と、緊急医療費として10〜30万円の貯蓄を用意しましょう。
日常の飼育費だけでなく、突発的な病気やケガに備える必要性も。多頭飼いでは、複数の猫が同時に病気になる可能性もあります。
猫5匹の場合の年間費用概算は以下の通りです。
- フード代: 月3〜5万円×12ヶ月=36〜60万円
- トイレ用品: 月1〜2万円×12ヶ月=12〜24万円
- 健康診断・ワクチン: 1匹2万円×5匹=10万円
- 合計: 年間約60〜100万円
- 緊急医療費の貯蓄: 50〜150万円
経済的な計画と備えがあれば、安心して多頭飼いを続けられますね。
ポイント⑤猫同士の相性とストレス管理
猫同士の相性を見極め、ストレスサインを見逃さず、必要なら隔離や環境調整を行いましょう。

猫は犬と違い、必ずしも群れで暮らす動物ではないニャ。相性が悪いと常にストレスだし、問題行動や病気の原因にもなるニャ。
猫のストレスサインには、過度なグルーミング、食欲不振、攻撃的行動、隠れっぱなしなどが挙げられます。
新しい猫を迎える際は、最初の2週間は隔離し、徐々に対面させる「段階的導入」が基本。
相性が悪い場合は、部屋を分ける、食事場所を離す、逃げ場を増やすなどの工夫が必要です。
詳しくは、以下の先住猫が新入り猫を受け入れたサイン7選【わが家の体験談あり】を参考にしてください。
猫の個性と相性を理解し、ストレスを最小限にする配慮が大切です。
ポイント⑥飼育数を増やすタイミングと「これ以上飼えない」判断基準
新しい猫を迎えるのは、現在の猫が安定し、自分に余裕があるときだけ。
限界を感じたら勇気を持って「NO」と言いましょう。

うちの主もそうなんだけど、保護猫を見ると「助けたい」という気持ちが先行しがちニャ。
しかし、自分の管理能力を超えると、結果的にすべての猫を不幸にしてしまいます。
判断基準は以下の通りです。
- 増やしてよいタイミング: 現在の猫が健康で安定、経済的・時間的に余裕がある、住環境に余裕がある
- 増やすべきでないタイミング: すでにトイレ掃除が追いつかない、医療費が負担になっている、猫同士のトラブルが頻発している
「これ以上飼えない」と判断する基準は、チェックリストで7項目以下になったとき、または自分が疲弊しているときです。
「助けたい」気持ちと「現実的な管理能力」のバランスを取ることが、真の動物愛護です。
ポイント⑦将来設計(自分に何かあったときの対策)
自分が病気、事故、死亡した場合に猫たちを引き取ってくれる人や団体を事前に決めておきましょう。
多頭飼いの場合、飼い主に何かあると猫たちが路頭に迷うリスクが高まるもの。

責任ある飼い主として、最悪の事態に備えてほしいニャ。
具体的な対策は以下の通りです。
- 家族や友人に事前に相談し、引き取りを依頼しておく
- 動物愛護団体の「飼い主サポート制度」に登録する
- ペット信託や遺言書で猫の世話費用と引き取り先を指定する
- 日頃から猫の性格、病歴、好みなどを記録し、引き継ぎ資料を作成しておく
将来への備えは、多頭飼いの飼い主にとって必須の責任です。
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まとめ|猫の多頭飼いが頭おかしいとされる理由と判断基準
今回の記事では、猫の多頭飼いは頭おかしいのか理由など解説しました。要点は以下の通りです。
- 批判される理由: 多頭飼育崩壊のニュース、一般的な常識との乖離、アニマルホーダーとの混同、経済的・衛生的懸念、投影心理などが主な原因です。
- 適正飼育の基準: 十分な飼育スペース、経済的余裕、適切な健康管理という3つの条件が整っていれば、多頭飼い自体は問題ありません。
- 自己診断: 10項目のチェックリストで、自分の飼育状況を客観的に評価。7項目以上クリアできていれば、おおむね適正と言えます。
- 成功のポイント: 事前準備、環境整備、健康管理、経済的余裕、相性管理、適切な判断、将来設計の7つのポイントを実践し、後悔しない多頭飼いをしましょう。
調査したところ「猫の多頭飼いする人って頭おかしい」という批判は、多くの場合、相手の無知や偏見から来るものが多い印象でした。

適正に飼育できているなら、自信を持つんだニャ。
ただし、批判の中には本当の心配からくるものもあります。冷静に受け止め、改善すべき点があれば謙虚に見直す姿勢も大切です。

「チェックリストクリアしてるよ」って、具体的に説明できれば、理解を得られることもあるよね。
猫たちと飼い主の両方が幸せに暮らせることが最も重要。
周囲の声に必要以上に振り回されず、責任ある飼育を続けていきましょう。
あなたと猫たちの幸せな生活を心から応援しています。




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